今週から徐々に暖かくなってくるみたいですね。
気候が良くなると色々出かけたくなってきますねー。
とはいえ今日はまだ月曜日なのですが…。
今日はホロー荘の殺人/アガサ・クリスティの読書感想文を書きます。

イギリスのカントリーサイドの美しい大邸宅。
プールサイドに横たわる死にかけた男性。
傍らには呆然とたたずむ銃を持った女性。
それぞれ違う方向から現れる登場人物たち。
その手には猟銃、卵のバスケット、ダリアの花の詰まった篭。
そして登場する名探偵、ムシュー・ポアロ。
まるで舞台でも見ているかのように、情景が目に浮かびます。
クリスティ作品は演劇的な側面がある作品がしばしばありますが、この本は特にその傾向が強い気がします。
登場人物も個性的。
やや頭の回転が鈍く、それゆえ実際以上に愚鈍にふるまうことで自分の心身を守ろうとするガーダ。
才能ある彫刻家で、何をやらせてもうまくこなしてしまう有能な女性、ヘンリエッタ。
愛すべき妖精のような老婦人、ルーシー。
美貌の知性派女優で、強烈なエゴイストのヴェロニカ。
地に足の着いた、独立した職業女性、ミッジ。
といった、魅力的で個性的な女性がたくさん出てきます。
私の推しはクラブトリーばあさんですね。
病気の身でありながら誰よりも強くて明るい、ジョンが何に変えても命を救いたいと願う気持ちがわかります。
あまりポアロが活躍する作品でもないのですが、こういう作品がバリエーションとしてシリーズにあるのも、クリスティ作品の魅力かなとも思います。私もこの雰囲気は結構好きです!
クリスティ作品でいうと春にして君を離れとか、杉の棺が好きな人は絶対好きだと思います!
ポアロシリーズは年内に読破したいと思っているのですが、今のところ割と順調に読み進められています。
この分なら長編だけなら上半期にも読み終えられるかな?
頑張ります!


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