小杉放菴所蔵名品撰

美術館・博物館

小杉放菴記念日光美術館で2026年4月19日まで開催中の小杉放菴所蔵名品撰に行ってきました。

こちらは小杉放菴日光記念美術館の所蔵作品のコレクション展で、ほとんどが小杉放菴の作品です。

最近いたるところで小杉放菴(未醒)の名前を目にする機会が殊に多い気がします。
直近だと下村観山展で知った、『横山大観、今村紫紅、小杉未醒、下村観山の四人で東海道を写生旅行していた』という情報。
なんだそのビッグネーム旅行は!!?となってしまいました。

小杉放菴は日光出身の画家。
日本美術院の再興に関わるなど中央画壇でも華々しい活躍をしていました。
また画風も洋画、日本画に加え、漫画や書など非常にバラエティが豊富。

小杉放菴の代表作といえば東大の安田講堂に壁画ですが、こちらにはその壁画の連作となる予定だった泉が展示されています。

改めて美しい絵ですよね。
この距離で眺められるのは贅沢だなと思います。

小杉放菴の作品は多種多様なのですが、特に魅力的に感じたのが人物の表情。

喜と楽の表情が多いのですが、その表情が実に多種多様。
漫画家として人気を博したという理由がよくわかります。

また仙人に関わる作品が多かったのも面白かったです。
晩年は仙人のような暮らしを送ったという小杉放菴ですが、30代前半くらいの若いころの作品にも仙人を描いた絵が多くありました。
ヨーロッパ遊学など華やかな経歴と華やかな交流を持つ小杉放菴ですが、案外若いころから仙人に対するあこがれがあったのかなぁと思ったりしました。

日曜美術館の企画展紹介のコーナーでもこちらの企画展が紹介されており、注目度の高さを感じました。
今年は一年かけて小杉放菴を紹介していくようです。
今月末から始まる『小杉放菴と昭和の画家たち』も是非観に行きたいです!

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