東京藝術大学博士審査展2025みてきました

美術館・博物館

上野の東京藝術大学美術館で東京藝術大学大学院美術研究科 博士審査展2025をみてきました。

目的は平野真美氏のユニコーンの蘇生
しかしながら他の作品や研究も考えさせられるものが多くて、とても素晴らしかったです。

なんとなくものすごくうまい絵や彫刻作品が並んでいるんだろうと思って見に行きました。
勿論そういった作品も展示されているのですが、芸術作品や文化財の修復や、日常よく見かけるものに対する新たな視点の付加最先端の技術を使った芸術分野、というような研究の展示も多く、面白かったです。
そして、修復や研究の道に進む人たちも普通にめちゃくちゃ絵や彫刻がうまいという当たり前の事実にも気づかされました。

さて、一番の目当てであったユニコーンの蘇生
地下展示室の最奥にありました。
SNSで話題になっていたのもありすごい人だかり。

その名の通りユニコーンの蘇生を試みるプロジェクトです。
中央にはチューブにつながれて横たわった瀕死のユニコーンがおり、周囲には資料や骨格標本が広がっています。

頭部の角や光沢のある毛並みは幻想的な雰囲気を纏わせていますが、リアルな骨格や肉付きは生々しく、現実感を感じさせます。

手前には三体のユニコーンの幼体の屍体が展示されています。
三体とも著しい欠損がみられるのですが、角度によっては幼くかわいらしい顔が見えのがより痛々しいです。
えぐれた骨や内蔵、剥がれ落ちた肉と皮と、非常にグロテスク。
しかしどこか神々しさもありつい魅入ってしまいます

東京藝術大学という入学するだけでも大変な学校で、更に博士課程まで進むような方たちの展示群。

なんというか、芸術で生きていくって半端ないな、と感じさせられました。

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