ゼロ時間へ

読書

今日はゼロ時間へ/アガサ・クリスティの読書感想文を書きます。

複雑な人間関係!田舎の邸宅!裕福な老人!美男美女!ちょっとしたロマンス!怪しい使用人!というか全員怪しい!

という、ドドドド直球のアガサ・クリスティ先生のミステリーです。
私はこういうのが!一番大好き!

しかもアガサ・クリスティ先生が最も脂がのっていた時期、1940年代に書かれたミステリーという事で、非常に楽しく読むことができました。

本作の探偵役はバトル警視
ポアロシリーズやノンシリーズの長編に複数回登場する警部です。
シゴデキでポアロからの信頼も篤いジャップ警部に比べると、ちょっと頼りないバトル警視。
しかも出てきた早々家族のちょっとしたトラブルに巻き込まれたりしていてちょっと可哀そう。

しかしながらちゃんと締める所は締めて、きっちり事件を解決しています。(締め方がちょっとなりゆきまかせだけど)
やっぱりスコットランドヤードは優秀ですね!

直接は出てきませんが、作中にチラッとポアロの話が出てくるのもファンとしてはうれしいポイントです。

それにしても、犯人の人が抱える心の闇は現代でもよく見るような問題です。
人間の心理には普遍性がありますし、そうなると心理に重きを置いたクリスティ作品が現代でも読み継がれている理由がよくわかる気がします。

さて、クリスティ先生の作品をコンプリートするべく読み進めているのですが、ほぼミステリーを読み切ってしまって、もう残すは短編を除くと恋愛小説とスパイスリラーと戯曲集ばかりになってしまいました…。
どれもあまり好みのジャンルではないので(読むと面白いんですが…!)、こうなるとなかなかペースが上がらない!
とはいえそうやってうだうだしているといつまでもコンプリート出来ないので、おいおい覚悟を決めて読みたいと思います。

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