茶色の服の男

読書

今日は茶色の服の男/アガサ・クリスティ読書感想文を書きます。

今年最後の一冊はアガサ・クリスティ先生の作品がいいなと漠然と思っていたので、アガサ・クリスティ自伝を読んでからずっと気になっていたこの本にしました。
恋愛あり考古学あり冒険あり殺人あり旅行あり陰謀ありと、アガサ・クリスティ先生の全部のせという感じ内容で、ラストもいかにも先生らしいひねりがあって面白かったです。

以下この本のあらすじです。

考古学者の父を亡くして天涯孤独となった女性・アン。
彼女は偶然巻き込まれた事件の重要人物・茶色の服の男を追って、全財産をなげうってアフリカ行きの船に乗り込みます。
その船には事件の関係者や一癖も二癖もありそうな人物も乗船しています。
道中であった大金持ちの美女・ブレア夫人とともに事件の謎を追うことに…。

さて、この本にはもう一人の主人公がいます。
それは自分の所有している物件で殺人が起こってしまった不幸な下院議員サー・ユースタス・ペドラ―
作品の半分は彼の手記という形で、アンとは別の目線から事件を追っていきます。

このサー・ユースタスがしょうもないスケベ爺、最初のころはアンの脚線美のことばっかり言っています。
でも何だか憎めないおじちゃんなんですよね。

そしてこの作品、クリスティ作品にしては珍しく?特定のモデルがいます。
アガサ・クリスティ先生が最初の夫と一緒に世界一周に回っていた男性がモデルになっていると自伝に書いてありました。
本人が『俺をモデルにしてくれ』といったので、『よっしゃ書いたろ!』という事でかいた作品らしいです。
ちなみに主人公のアンもクリスティ先生自身がモデルとなっていて、自伝を読むと世界一周の下りで割とまんまのエピソードが出てきます。

仙台旅行中に自伝を読んで以来ずっと読みたい一冊だったので、本年中に読み終えられてよかったです!

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