今日は魔法使いの失われた週末/シャンナ・スウェンドソンの読書感想文を書きます。

(株)魔法製作所シリーズの短編集です。
なぜか日本のみで発刊されているようです。
日本人で良かった。
収録されている短編は以下の四編。
・スペリング・テスト
・街を真っ赤に
・犯罪の魔法
・魔法使いの失われた週末
スペリング・テストはオーウェンとロッドがイエールに通っていた時の話。
イエール大学といえばスカルアンドボーンズ。(都市伝説のような学内秘密結社)
この短編にもそのような感じの秘密結社が出てきます。
オーウェンとロッドの青春の一ページを覗き見られて楽しい。
街を真っ赤にと犯罪の魔法はともにサム視点のお話です。
街を真っ赤には非常に短いお話なのですが、非常に好きな雰囲気!
シュールさとハードボイルドさが入り混じっていて良かったです!
ガーデンノームの話がこんなに殺伐していることがあるのか!
犯罪の魔法はケイティが(株)MSIに入社する直前のお話。
オーウェンがケイティと出会う前からケイティのことをずっと見守ってきた様子が見られてよかったです。
魔法使いの失われた週末はオーウェンが主人公のお話。
この話はニューヨークの魔法使いを描き上げた直後に書かれたとのこと。
このころにはオーウェンだいぶケイティのこと大好きだったんですね。
また、オーウェンと養母であるグロリアとのやりとりには思わずほろりときてしまいました。
本当に不器用で愛しい関係ですよね…。
ところでこの短編集、主人公がケイティの話が一つもありません。
しかしどの短編もとても面白く、視点が変わったのも新鮮でよかったです。
シリーズ読了したことですし、この作家さんの別のシリーズも読んでみようかな。


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