しばらく前にムーミン小説シリーズ読了したので、今日はその感想をまとめたいと思います。

ムーミン小説はムーミンの生みの親であるトーベ・ヤンソン氏の書かれた、ムーミンと仲間たちの暮らしの様子が書かれた小説です。
読もうと思ったきっかけは夏に六本木で開催されたトーベとムーミン展に行ったこと。
ムーミンがキャラクターとして好きで見に行ったのですが、会場内にちりばめられた言葉が印象的でした。
これらのセリフはムーミン小説からの引用いうことを知り、読んでみたいと思ったのがきっかけです。
シリーズ読了して、トーベ・ヤンソン氏本人の書かれた挿絵も含めて、ムーミン小説の世界観自体がとても素敵だなと改めて思いました。
まず感じたのが自然に対する畏怖。
自然の美しさやのどかさを感じられる場面もあるのですが、シリーズのほとんどの作品で圧倒的な自然の驚異を感じられます。
それにムーミンたちは非力ながらも絶望することなく淡々と対応していくのが印象的でした。
見習おうと思ったのが、ムーミンが誰に対しても親切でフレンドリーなこと。
ムーミンやしきにはいろいろな人が訪れますが、ムーミン一家は誰に対しても歓迎の姿勢を崩しません。
時には無礼な人や怖い人もいて、ムーミンたちがかわいそうに思えて読んでいて少しもどかしく思ったりもしますが、結果的にムーミン一家の親切さが周囲や本人たちも救うことにつながります。
ムーミンのそういうところがモテ男スナフキンに一番似合いたいと思ってもらえる所以なんでしょう。
ムーミン小説に出てくるセリフは確かに印象的なものが多いのですが、小説として読むとトーベとムーミン展で見た時のように強い印象とは少し印象が変わりました。
シーンを通して読むと相手を思いやるようなセリフも多くて、より温かみを感じるようになりました。
かわいいキャラクターとしてのムーミンと印象が少し変わって、読んでよかったです。


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