今日はムーミン谷の十一月/トーベ・ヤンソンの読書感想文を書きます。

この本はムーミン小説の八作目にあたり、最後のムーミン小説です。
ムーミン一家に会うためにムーミン谷やってきたヘムレン、フィリフヨンカ、ホムサ、スクルッタおじさんミムラ姉さん、そして我らがスナフキン。
しかしムーミン一家は一家そろっていなくなっており、ムーミンやしきには誰もいません。
仕方がなく皆は一家不在のムーミンやしきで暮らすことにします。
というわけで、この本にはムーミンもムーミン一家も全く出てきません。
この辺りの設定は前作ムーミンパパ海へ行くと繋がっているようです。
ヘムレンはすぐ仕切りたがる。
フィリフヨンカはすぐ病みだす。
ミムラは自由。
それぞれが勝手にふるまってみんなをイライラさせます。(特にスナフキン)
ムーミン一家の穏やかさ、おうようさが恋しい!早く帰ってきて!!!
とはいえ同じ釜の飯を食う間柄、徐々に相互理解が深まっていき、最終的に収まるべきところに収まっていきます。よかった!
この物語でスナフキンはムーミン屋敷のそばでテントに泊まっていますが、やっぱりスナフキンは人気者。
大して小さくておとなしいがゆえに舐められがちなホムサ・トフトは、『僕とスナフキンの何が違うんだろう』と考えたりもします。
これはちょっと私も考えてしまいました。
一人が好きで口数が少ない、という部分だけとったらそんなに違いがあるわけではないんですよね。
スナフキンとホムサの分水嶺って何なんだろう?と少し考えてみたのですが、やっぱり自信ではないでしょうか。
オドオドしているとそれだけで舐められますしね。
さて、ムーミン小説も無事読み終わったので次は何を読もうか考え中です。
児童文学つながりでモモか果てしない物語あたりを読もうかな。


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