ぐるっとパスを利用してパナソニック汐留美術館で開催中のウィーン・スタイル ビーダーマイヤーと世紀末に行ってきました。

ビーダーマイヤーとは、19世紀前半のドイツやオーストリアを中心に、もっと身近で日常的なものに目を向けようとして生まれた市民文化の形態の総称です。
これらの思想のもとに生まれた、シンプルでありつつも少しだけ装飾的な生活様式の展示です。
ビーダーマイヤーは『平凡なメイヤーさん(ドイツによくある名字)』みたいな軽めのディスみたいなものが語源なのだそう。
『バロック=ゆがんだ真珠』を思わせる、こういう悪口開き直り系の名前の付け方、どういう経緯でそうなるんでしょうか…気になります。
話がそれました。
な一般市民の生活様式的な装飾品にまつわる展示ということで、第一章第二章では食器や小物、椅子などのちょっとしたインテリアなどが展示されています。
ちょっとした柄がついていたり背板の模様が華美になりすぎない程度に装飾的でとてもかわいらしい。
昨今のレトロブームの雰囲気にも合いそう!
プリントが入っていたり小さい絵が描かれているのがなんとも庶民的で良い味出しています。
蜘蛛の巣の模様のコップがかわいかったです!あれ欲しいなぁ…。
第三章では暮らしをリードした女性たちにまつわる展示がされています。
当時のインフルエンサー的な女性たちで、やはりいつも時代も流行を発信するタイプの女性がいるんですねー。
その中にはクリムトと仲の良かった女性として有名なエミーリア・フレーゲにまつわる展示などもありました。
クリムト作の肖像画などもあり、おおっとなりました。
あくまで実用品としての機能を損なわないちょっとした装飾。
当時の人たちの美意識や生活様式が感じられて楽しい展示でした。


コメント