泉屋博古館東京で開催中の巨匠ハインツ・ヴェルナーの描いた物語 現代マイセンの磁器芸術を見に行きました。
ドイツのザクセン州の陶器で有名な古都・マイセン。
300年もの歴史のあるマイセン磁器製作所で活躍したアーティストハインツ・ヴェルナーの展示です。

若いころから老年まで、メルヘンな絵柄や写実的な動植物が、また幾何学的な模様まで、様々なデザインの食器が展示されていました。
あわせて参考となった日本の陶磁器も展示されていて、マイセンの磁器との相似や違いなどを見ることができて楽しかったです!
マイセンというとお金持ちの家の食器棚にずらっと並んでいるようなイメージがあったのですが、今回の展示はまさにそういったシリーズがたくさん展示されていました。
カップやお皿をはじめポットや茶器に至るまで、美しい絵つけがされています。
保存状態も素晴らしくて、欠損もほとんどなく、大事に丁寧に使われてきたことが感じられます。
揃いの食器というと同じ絵柄のものが何枚もあるものを思い描きますが、こちらの食器は一枚一枚手書きされているので同じサイズのお皿やカップでも絵柄がちょっとずつ違っています。
ストーリー仕立てになっているシリーズもあり見ごたえがあります。
色づかいが本当にきれいで、メインの絵はカラフルに、背景の植物や模様は単色など、たくさんの色が使われているのにデザインとしてはまとまっています。
また他の職人の方との共作も多くて、ヴェルナーの人望を感じられます。
1960年代のマイセンではヴェルナーも含めた5人のアーティストによって新たな時代を迎えたとのこと、多くの仲間と切磋琢磨して素晴らしい作品を作ってきたんだなと思いました。

最近絵つけをやりたいと考えているのですが、素晴らしい作品を見てよりその気持ちが強くなりました!


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