ムーミン谷の彗星

読書

今日はムーミン谷の彗星/トーベ・ヤンソンの読書感想文を書きます。

こちらはムーミン小説の一冊目です。

家を失ったという哲学者のじゃこうねずみがムーミン屋敷を訪れます。
彼は地球は宇宙にとっては取るに足りないものであり、ムーミンたちに地球は滅びてしまうと説きます。
ムーミンとスニフはその原因を調べるために川を下って天文台を訪れることにします。

道中ではムーミンの親友になるスナフキンや、ガールフレンドになるスノークのお嬢さん、収集癖のあるヘムル達など様々な出会いがあります。
ムーミンたちは天文台で行き、そこで研究者たちに四日後に彗星が落ちるこということを知らされます。
彼らは洞窟に避難するため、伴ってムーミン谷に戻ることにします。

迫りくる彗星以外にも、空から灰が降ってきたり海が干上がってしまったり、バッタの大群が襲来したり様々な恐怖が襲ってきます。
世界が滅びるということでパニックになるものもいれば、マイペースを崩さないものもいます。

天文台で彗星のことを学んだムーミンたちはこの天変地異が彗星の接近によるものということを知っています。
何か怖いことが起こっているときに、その原因がわかっているのといないのとでは違います。
やっぱり知っているだけで精神的な余裕をうみますよね。

とはいえ野外ダンス場の売店のやさしいおばあさんやムーミンママは原因がわかっていない状態でも穏やかにいつもの生活を続けています。
切羽詰まったときって人間性が出やすいものですし、非常時に落ち着いた行動ができる人って素敵ですね。

かわいい絵柄に対してなかなか陰鬱な内容でした。彗星怖い!
それにしても、切羽詰まった状態でもねだるとハーモニカを吹いてくれるスナフキン、やっぱりかっこいいですね…!

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