ペドロ・コスタ インナーヴィジョンズ

美術館・博物館

恵比寿の東京都写真美術館で開催中のペドロ・コスタ インナーヴィジョンズに行ってきました。
真っ暗な展示室は不規則に9つに区切られて、映像作品やインスタレーションなどが展示されていました。
今まで見たことのないタイプの展示で、非常に斬新で面白かったです。

ペドロ・コスタはポルトガルを代表する映画監督。
日本最大規模かつ東京では初めての美術館での個展だそうです。
タイトルは氏が深い影響を受けたというスティービー・ワンダーのアルバムから。
恥ずかしながらペドロ・コスタ氏について私は全く知らなかったのですが、ぐるっとパスを活用したくて&ポスターの雰囲気に惹かれて入りました。

受付のところで『会場内はとても暗いのでゆっくり進んでください』と言われます。
入ってみると、確かに内部は本当にとても暗くて、歩くのにギリギリの明るさという作り。
迷路を進みながら展示を見るような作りになっています。

フライヤーと地図、面白いつくりの展示室。しかも暗い。

真っ暗な展示室に浮かび上がるように展示された作品は、陰影が際立っていて美しかったです。
多くは短い映像として流れているのですが、画面の構図の切り取り方が完璧すぎてどのタイミングで止めても美しい写真になりそう。
描かれている場面自体は目をそむけたくなるような部分もあるのですが(直接的な表現はないにしろ)、つい魅入ってしまいます。

少ない色数のものが多いですが、鮮やかな色が差し色に使われているものもありました。
女性の服の色と背景の青空がリンクしていたりする色づかいもすごくカッコいい。

会場内は撮影可能なのですが、こんなに会場内がとても暗い&センスの塊みたいな方の作品の魅力がうまく写真に残せる気が起こらず、今回はみることに専心しました。
展示品は勿論、展示の手法自体も斬新ですべてがカッコ良すぎる個展でした。

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