東京都美術館で開催中のゴッホ展 家族がつないだ画家の夢を見にいってきました。
ゴッホと、その活動を支え、広めた家族をクローズアップした展示です。

アムステルダムのゴッホ美術館から30点のゴッホ作品はじめ、貴重な手紙や史料、ゴッホファミリーのコレクションなどが展示されています。
今までにあまり見たことのない作風のゴッホ作品も多く、新鮮な展示でした。
世界的に有名な画家、フィンセント・ファン・ゴッホ。
彼は27歳から画家としての活動を始めて、37歳で亡くなるまでに約2000点もの作品をかき上げたそうです。
また、その弟テオは画商として兄の活動を支えたことで広く知られています。
今回の展示ではテオの妻・ヨーと、テオ・ヨー夫妻の息子フィンセント・ウィレムについても深く取り上げられていました。
テオはゴッホの死の半年後に亡くなっており、テオの妻ヨーは一歳の息子とともに膨大なゴッホの作品を遺産として残されました。
ヨーは生活のためにゴッホの作品を定期的に売りましたが、作品が出回りすぎないよう、また多くの国に行き渡るように調整したそうです。
亡くなる前年にナショナルギャラリーにひまわりを売ったことからも、戦略的にゴッホの作品を販売していたことがわかります。
ゴッホの甥であるフィンセント・ウィレムは、ゴッホの作品が散逸しすぎないように財団を作り、ゴッホ美術館を作りました。
今回の展示は大部分がこのゴッホ美術館からのコレクション。
見たことのない作品も多く、フィンセント・ファン・ゴッホの人柄に触れられるような作品が多かったです。
家族が手元に残したコレクションということで、一般的に知られているような印象とはまた違った、素朴で繊細な彼の一面を見られたような気がします

アムステルダムに行かなくてもこれだけのコレクションを見られるのは本当に貴重な機会ですね。


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