殺人は容易だ

読書

今日は殺人は容易だ/アガサ・クリスティの読書感想文を書きます。

こちらの本は1939年というクリスティ先生の黄金期に書かれたもので、ポアロやミス・マープルなどの有名な探偵が出てこないノン・シリーズの長編のミステリー作品です。

植民地帰りの元警官の青年ルークが主人公。
彼はロンドン行きの列車で出会った老婦人から、村で起こっているある連続殺人についての話を聞きます。
一週間後、ルークは新聞でその老婦人が車にひかれて亡くなったこと、そして彼女が次に殺されるといっていた人物が亡くなっていることを知ります。
それらの死に疑念を抱いたルークは事件の起こっているという村、ウィッチウッド・アンダー・アッシュに調査に向かうことにします。

ウィッチウッド・アンダー・アッシュという名前からもわかるように、村には魔女に関する迷信があったり妖しげな儀式を行う人がいたりします。
主人公であるルークは、それらの迷信に関する本を書くという名目で村に乗り込むことにします。
こういうオカルティックなものが出てくる世界観、好きなんですよねー!
まぁ、オカルト的な要素はほぼないですけどね…。

豪邸、閉鎖的な村、話好きな未亡人…等々クリスティ先生お得意の舞台設定が揃っているのもこの作品の魅力。
1930~1940年代はアガサクリスティ先生の一番脂がのっている時期、この作品も例にもれず面白かったです。
主人公の素人探偵ルークの試行錯誤やもどかしさも新鮮でした。

だってポアロとかミス・マープルが主人公だったら絶対もっと早く事件解決してる!

…と思いつつ、これらのエースクラスの探偵だったら絶対起こりえなさそうな危機的シチュエーションもあって楽しかったです。

でもルークも元警察官なんだからもっと早く犯人に気が付いてほしい!笑

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