アガサ・クリスティ自伝

読書

今日はアガサ・クリスティ自伝 上・下の読書感想文を書きます。

何を隠そう仙台への一泊二日の最大の目的はこの二冊を読み切ること
この自伝は上巻約600p、下巻540pと、ものすごいボリュームがあります。
私は電車の中で読むのがどこよりも集中して読めるので、なるべく長距離の電車移動ができるように普通電車での旅行を企画しました。

比較として400ページくらいの文庫本と並べてみました。厚さがえぐい。

というわけで二日間かけて無事上下巻読了しました!(下巻が50ページくらい翌日に持ち越されたけど…)

この本はアガサ・クリスティ先生が60歳くらいの時にかきはじめて、75歳まで書き続けられたものです。
内容は裕福であった少女時代から娘時代、二度の結婚や旅行の思い出、制作秘話など盛りだくさん。

特に制作秘話はとても面白かったです。
速筆なのだろうと思っていましたが、春にして君を離れを三日間で書ききったという話には絶句しました。
構想は何年も構想していたそうですが、あの厚さの本を三日で書くというのはすごい…!

また、登場キャラクターのモデルになった人物にも触れられています。
茶色の服の男は未読なのですが、モデルになったという人物がかなり強烈で興味がわきました。
こういう裏話的なものは楽しいし嬉しいですね。

モデルといえば、アガサ・クリスティ先生の素の文体が、ポワロシリーズにも出てくる女性推理作家オリヴァ夫人まんまで笑ってしまいました。

個人的に面白かったのは不動産のお話。
クリスティ先生は生涯を通じていろいろな物件を扱っていたようです。
現存しているものもあるようなのでいつか実物を見に行きたいですね。

自伝といっても堅いものではなく、戦争や家族の問題など明るい話題だけではないのですが、それらも含めて軽やかに書かれています。
あくまで楽しい思い出が多くて、アガサ・クリスティ先生の人物というか人柄に触れられてよかったです。

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