今日は鳩のなかの猫/アガサ・クリスティの読書感想文を書きます。

この本は名探偵ポアロシリーズの28冊目。
ベルギー警察を退職してイギリスにきたポアロも大分おじいちゃんになっています、時の流れを感じますね。
舞台は名家のお嬢様たちが通う全寮制の名門女子校。
他国の王族なども通い、紹介などがなければ通うことのできない超人気校です。
この学校の室内競技場で嫌われものの女性体育教師が殺され、留学中だった他国の王女が行方不明になります。
更に別の女性教師も殺され、クーデターに巻き込まれて亡くなった王子の財産である宝石の行方も絡んで…。
というのがこの本のあらすじ。
序盤に政情が不安定な架空の国家が出てきて、「諜報ものか!?」と警戒しましたが、内容はいつものアガサ・クリスティ作品で安心しました。
とはいえ、以前のアガサ・クリスティ作品とは変わった点もあります。
舞台がより近代に近づいたせいか、バリバリ教育を受けてバリバリ仕事をしてバリバリ稼ぐような女性も増えてきます。
女性は信託財産以外では相続できない、みたいな時代ではなくなっていくんですね。(これはいいことだと思う)
もちろんアガサ・クリスティ先生自体が第一線でバリバリ稼いでる女性なので、作品にもそういう女性がたくさん出てくるのは当然かもしれません。
アガサ先生の作品には独身の女性もたくさん出てきます。
独身でさみしそうな女性も出てきますが、ミス・マープルはじめ独りでも割と楽しそうに暮らしている女性もたくさんでてきます。
高齢独身ってなにかと悲惨なイメージがありますけど、こういう気楽な独身っていうのもアリですよね。
まあ、楽しく過ごすには友達や知り合いがいることと、マネーが大前提という気もするので、なるべく人間関係は大事にしていきたいですねー。
あとお金。
あれ、今回これあんまり読書感想文になってないな。


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