今日はマギンティ夫人は死んだ/アガサ・クリスティの読書感想文です。(画像はおやつに食べた団子)

この本のあらすじは以下のようなものです。
平凡な掃除婦のマギンティ夫人が殺害され、犯人として間借り人の男が逮捕されます。
しかし事件を担当していた定年間近のスペンス警視は、この男が無実なのではないか?と考えて、旧友のポアロに捜査の依頼を持ち込む…。
この本での最初の被害者はなんと美女でも大金持ちでもない、ごく普通のおばあちゃんです。
うーん、かわいそう。(別に美女とか大金持ちなら死んでいいってわけじゃないけど!)
スペンス警視はこの本以外にも満潮に乗ってとかハロウィーンパーティにも出てきます。
ポアロは自分も元ベルギー警察だったのもあってスコットランドヤードとも仲が良いですよね。
そしてポアロシリーズの後半作品によく出てくるオリヴァ夫人も出てきます。
この人が出てくると場が和みますよね。
ワトソンくんしかり、ヘイスティングスくんしかり、『見当違いの推理を披露してくれる(でもたまに芯を食ったことをいう)相方』ってやっぱり必要だと思う!
この本はとにかく登場人物が多いので頭が混乱してきてきます。
ひさしぶりに登場人物をメモして読み進めました。
とはいえ、以前にデビット・スーシェ主演のドラマシリーズでも見たことのある話だったので、犯人は知っていたのです。
でも二時間という時間の制約があるドラマより、制約のない小説の方が人物描写はしっかり描かれているので、犯人が分かっていても面白かったです。
というかドラマに対する不満が一つあります。
アガサ・クリスティ作品に恋愛が絡むものが多いんですが、原作とドラマだと成立するカップルが違うことがままあるんですよね。
しかも原作の組合せの方がしっくりくる!
ドラマシリーズ本当に好きなんですが、本筋とは関係ない部分とはいえ、人間関係が面白いアガサ・クリスティ作品でわざわざ人間関係を変えないで欲しかったなぁ…。(とはいえ新しいシリーズはこれ以上に変わっているのですが…)
作中でオリヴァ夫人も嘆いていますが、メディアミックスで大事な部分を変更されるっていうのはつらいものがありますよね。


コメント