今日は敗者のゲーム/チャールズ・エリスの読書感想文を書いていきます。

著者のチャールズ・エリス氏はイエール大学卒業、ハーバードビジネススクールで最優秀MBA、米国公認証券アナリスト協会会長、バンガード取締役などを歴任されている方です…すごい経歴だ。
そんなチャールズ・エリス氏が提唱するのは『敗者のゲーム』を『勝者のゲーム』に変える方法です。
(本文より引用)プロのテニスは勝つためのプレーで結果が決まる「勝者のゲーム」であるのに対し、アマチュアのテニスは敗者のミスによって決まる「敗者のゲーム」なのである
敗者のゲームというとものすごくネガティブなイメージに感じますが、実際この本で言われる「敗者」たちはごく一部の「勝者」に対する大多数の一般人のこと。
つまりこの本で紹介されているのは「大多数の一般人がプロに勝つ方法」です。
その方法とは「市場平均に投資してなるべく長く持ち続ける」こと。
というわけで、この本で紹介されている方法はやり方としてはやり方としては非常にシンプルです。
具体的な節約や節税のアドバイスも載っていますが、あくまで説を補うためのもの。
しかしながらこの本には印象的なワードが多くあります。
(引用)「稲妻が輝く瞬間」に市場に居合わせなければならない
という、投資の勉強をかじった人なら一度は聞いたことのあるフレーズもこの本にのっています。
相場のタイミングにかけるという投資を行おうとすると、大きな機会損失を被るリスクがあるということを端的に表した文章です。
敗者のゲームというタイトルといい、すごく言葉選びのセンスがいいですよね。
この本は1985年に出版されています、40年たった今でもベストセラーとして売れ続けています。
半世紀近くこの手法は支持されているということからも、インデックス投資はかなり再現性の高い投資手法ということがわかりますね。


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