今日も最近読んだけど感想を書き忘れていた、もの言えぬ証人/アガサ・クリスティの読書感想文を書きます。

もの言えぬ証人というのは表紙にいるかわいい犬です。
ワイヤーへヤードテリアという犬種で、作中の被害者の飼い犬です。
そして実際のアガサ・クリスティ先生の愛犬の犬種でもあったようですね。
あらすじは…
ポアロのもとに一通の依頼が届きます。
その依頼の手紙は誤字だらけで、いまいち内容もはっきりしないようなもの。
相棒のヘイスティングスはいたずらだといいますが、ポアロは気になって依頼主のもとに足を運ぶことにします。
すると、依頼人は二か月も前になくなっていることがわかり…。
といったもの。
その亡くなった依頼人の関係者がとにかく全員怪しいんです。
スピリチュアルに傾倒する家政婦。
金遣いの荒い容姿端麗な甥と姪の兄妹。
子供たちに献身的な愛を注ぐ垢ぬけない姪。
その夫で、依頼人から蛇蝎のごとく嫌われていたギリシャ人の医師。
しかも莫大な遺産が転がり込んできた家政婦以外全員お金に困っています。
もう誰が殺人をしてもおかしくない!(過言)
とはいえ犯人が誰かというのは伏せますね。
それにしても、アガサ・クリスティの作品って一度読んだら絶対に犯人を忘れないタイプの作品と、読み終わった瞬間に犯人を忘れ始める作品がありますよね。
この本は後者かなと思います。
別に悪口というわけではなく、「誰がやってもおかしくない」という状況と動機づけがうまいんですよね。
登場人物がみんな怪しい!
それに、忘れたらまたイチから楽しめるのでお得かもしれません。
あと大事なことをお伝えしておきます。
犬は死にません。
犬は最後までいい感じに元気です!


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